【ステンレスフライパン】ジオプロダクトは体に悪い?【メリット・デメリット】
- ステンレスフライパンの使い心地が気になる
- 実際に使っているユーザーの意見が知りたい!
今までフッ素樹脂加工のフライパンを使っていましたが数年で焦げ付きが気になるようになり、使えなくなってしまうんですよね。
その度に新しいフライパンを購入してはまた数年後に買い直し…。
選ぶ時間もお金ももったいないと思い、長く使えると評判のステンレス製フライパン「ジオ・プロダクト」を購入することにしました!
この記事ではそのジオ・プロダクトについてご紹介していきます!
片手鍋タイプも大人気!
ジオ・プロダクトについて
そもそも「ジオ・プロダクトって何?」というところからご説明したいと思います。
宮﨑製作所という日本のメーカーによって販売されているジオ・プロダクト。
取っ手までステンレスでできているジオ・プロダクトはシンプルかつスタイリッシュな見た目が美しいフライパンや鍋です。
食育の第一人者である服部幸應先生を招いて開発された商品です。
そんなジオ・プロダクトには主な特徴が2点あります。
ステンレスとアルミニウムの全面7層構造
ジオ・プロダクトはステンレスの間にアルミニウムが入っている多重構造でできています。
本体の内側から順に、SUS304(ステンレス)・アルミニウム・アルミニウム合金・アルミニウム・アルミニウム合金・アルミニウム・SUS430(ステンレス)と全面7層構造でできています。
アルミニウムをステンレスでサンドイッチしているみたいだね!
ステンレスは腐食しにくいメリットがありますが、アルミニウムに比べて熱伝導性が悪く重いというデメリットがあります。
そのためオールステンレスの鍋やフライパンだと重い上に、加熱に時間がかかってしまう(=光熱費も高くなってしまう)のです。
そこで、ジオ・プロダクトではステンレスのみではなくアルミニウムを中に挟む7重構造を取り入れました。
それによりアルミニウムのおかげで熱しやすく、ステンレスのおかげで冷めにくいといういいとこ取りの鍋やフライパンとなったのです!
海外ブランドの鍋でも多重構造の鍋はありますが、鍋底だけ3重構造で鍋の側面は1層なんてこともザラにあります。
その点ジオ・プロダクトは鍋全体が7重構造となっているため、ムラなく均一に熱が伝わります。
そして、この熱しやすく冷めにくいという機能を活かした余熱調理も可能なんです。
味を染み込ませたい煮込み料理に最適!
なぜなら煮込み料理は温度がゆっくりと下がっていく過程によって味が染み込むため、ジオ・プロダクトの余熱調理がぴったりなんです!
密閉ウォーターシールの役割
ジオ・プロダクトは本体とフタが密着することで鍋を密閉できる精巧な構造になっています。
というのもジオ・プロダクトは新潟県燕市にある株式会社宮﨑製作所で製造されており、その金属加工技術が素晴らしいおかげなんです。
さすが日本の企業…!!
本体とフタが密着することにより加熱した際に鍋の中の水分が水蒸気となり、本体とフタの間にウォーターシールと呼ばれる薄い水の膜で密閉されます。
このウォーターシールにより密閉されることで水蒸気が逃げることなく、少量の油や水で調理が可能となります。
水分を多く含む食材なら無水調理もできますし、油分が多い食材なら油をひかなくても大丈夫!
栄養素を逃さない上に、ヘルシーでエコな調理だね!
ステンレスって体に悪い?
ステンレスは無機物であり、安全性の高い材質と言えます。
ステンレスは無機物ですので、内分泌撹乱化学物質の心配は全くありません。
引用:ステンレス協会配管システム普及委員会HP
ステンレス自体が安全な素材である上にフッ素樹脂などのコーティングもされていないため、空焚きしても人体に有害な物質が溶け出すなどの心配がありません。
有害物質と呼ばれる六価クロムというものがありますが、これはステンレスを1000℃以上で加熱しない限り発生することはありません。
一般家庭で調理を行う中で有害物質が溶け出すような状況はほぼありえないため、ステンレス製の鍋やフライパンは安心安全に使えるといえます。
毎日料理をするから素材にも気を使いたいよね…!
ジオ・プロダクトの定番商品とサイズ感
ジオ・プロダクトは種類やサイズ展開がとても豊富です。
片手鍋が4サイズ、両手鍋が7サイズ、行平鍋が3サイズ、ソテーパン2サイズ…その他ポトフ鍋などがあるので、お好みのタイプが必ず見つかるかと思います。
そのため、ご自身の家族構成やよく作る料理によって種類やサイズを決めることをおすすめします。
種類が豊富すぎて文字ばかりになってしまうので(笑)、ここではジオ・プロダクトで特に人気かつ定番の4種類についてご紹介しますね。
片手鍋
片手鍋は全部で4つのサイズがあります。
- 14cm(1.0ℓ)
- 16cm(1.5ℓ)
- 18cm(2.0ℓ)
- 20cm(2.7ℓ)
2〜3人分の料理を作るときには18cmサイズがおすすめです。カレーや汁物などにもぴったり^^
食べ盛りのお子さんがいる方は20cmサイズでもいいかもしれません。
両手鍋
両手鍋は全部で7つのサイズがあります。
- 14cm(1.0ℓ)
- 16cm(1.5ℓ)
- 18cm(2.0ℓ)
- 20cm(2.7ℓ)
- 22cm(3.5ℓ)
- 25cm(5.6ℓ)
- 28cm(7.8ℓ)
両手鍋は2〜3人分の料理を作るとしたら20cmサイズがおすすめ!
カレーや煮込み料理はもちろん、パスタを茹でたりと幅が利きます。
大人4人分などガッツリ食べるとなると25cmサイズは欲しいところです。
行平鍋
両方に注ぎ口がついている行平鍋はちょっとした下ごしらえに便利!
ジオ・プロダクトの行平鍋は全部で3つのサイズがあります。
- 15cm(0.9ℓ)
- 18cm(1.5ℓ)
- 21cm(2.5ℓ)
スープを作ったり麺を茹でるのはもちろん、揚げ物の調理だってできちゃいます!
2〜3人分の料理を作るとしたら18cmサイズがおすすめです。
ソテーパン(フライパン)
ソテーパン(フライパン)は全部で2つのサイズがあります。
- 21cm(1.8ℓ)
- 25cm(2.5ℓ)
我が家は夫婦2人+小学生2人の4人家族ですが、25cmサイズを買い愛用しています。
焼きそばやパスタも一度に作れますし、底面積が大きいので肉じゃがなどの煮込み料理も美味しく作れます!
↓↓サイズ感について公式サイトに分かりやすい画像があったのでぜひ参考にしてみてください!
ジオ・プロダクトのデメリット
火加減が難しい
ジオ・プロダクトは普通のフライパンや鍋より熱効率が良いため、普通のものと同じ火力で使ってしまうと焦げてしまいます。
基本的に強火は使いません。
まずは中火で加熱し始めて鍋全体に熱が行き渡ったら、弱火で調理していきます。
鍋の場合は中火で加熱し沸騰したら弱火にするだけです!
光熱費の節約にもなるね♪
慣れてしまえば簡単ですが、慣れるまでは少し戸惑うかもしれません。
調理にコツがいる
ジオ・プロダクトは普通のフライパンや鍋と違い、少しコツがいります。
無油調理も可能ですが、予熱が不十分だったり焼ける前に食材をいじってしまうとボロボロになってしまいます…。
私も最初は予熱できたかどうかが分からず食材を入れてしまったり、焼ける前に焦って食材をひっくり返そうとしてかえってボロボロにしてしまったりしたことも…💦
ジオ・プロダクトは焼けると自然に食材が剥がれてくるので、焦らずじっくりと見極めてみてください!
慣れるまでは油を入れて調理、慣れてきたら少しずつ油を減らしてみても◎
重い
ジオ・プロダクトは全面7層構造ということもあり、重さがあります。
フライパン(ソテーパン)でいえば、21cmタイプは1,490g、25cmタイプは1,920gとなかなかの重さです。
そこに食材が加わるため結構な重さになります…。
フライパンに軽さを求める方はやめた方がいいかも…
値段が他のものより高い
フライパンや鍋ってホームセンターで安く売っていますよね。
一般的に売られている鍋やフライパンと比べると、ジオ・プロダクトは高価です。
- 片手鍋(16cm)…¥8,800
- 片手鍋(18cm)…¥9,900
- 両手鍋(18cm)…¥9,900
- 両手鍋(20cm)…¥11,000
- ソテーパン(21cm)…¥13,200
- ソテーパン(25cm)…¥16,500
私もこの価格を見て購入するかを数ヶ月悩みました。笑
決して簡単に買える価格ではないのですが、ジオ・プロダクトのメリットを見てから大切に使って一生を共にする気持ちで買いました。(!)
私が購入の決め手となったメリットをこれからご紹介しますね!
ジオ・プロダクトのメリット
製品保証期間が15年もある
ジオ・プロダクトでは普通に使用している中で不具合が生じた場合の保証期間が15年間もあります。
例えば取っ手がとれてしまったり、錆びてしまったり…。
とはいえ周りで不具合が起きた人を聞いたことがないので、やはり製品の品質は素晴らしいようです。
さらに保証期間を過ぎても修理やメンテナンスを受け付けてくれるようです。
新品を買うより修理やメンテナンスで同じ物を使い続けたい私にぴったり!
確かにジオ・プロダクトの価格は高いですが、ずっと使い続けられると思うと安く思えませんか?
結局壊れて買い直すと、その都度お金も調べる時間もかかりますよね…。
15年間の保証期間はジオ・プロダクト製品の自信の表れだと思っています!
ガス・IHどちらも使える
ジオ・プロダクトはガスコンロだけでなくIHにも対応しています。
その他にも実はなんと、オール熱源に対応しているんです。
オール熱源って初めて聞いた…!!
具体的にはガス火・IHの他に、ハロゲンヒーター・クッキングヒーター・オーブンが挙げられます。
取っ手含む本体がオールステンレスのため、オーブンに入れて調理もできちゃうんです!
スタイリッシュな見た目なので、グラタンを作ってそのまま食卓に出すこともできますよ♪
ヘルシー調理に最適
ウォーターシールで密閉されるおかげで、無水調理や無油調理が可能なジオ・プロダクト。
少量の水や油で調理が済むため、エコでヘルシーな仕上がりになります。
余計な調味料も不要で素材本来の味が楽しめます。それが本当に美味しいんですよね…!
光熱費や調味料も削減できる上に、素材本来の旨みを引き出せる美味しい調理ができるって一石二鳥?一石三鳥?とにかく嬉しいポイントです!
よくある質問
ジオ・プロダクトの取っ手は熱くならない?
弱火〜中火という火加減を守れば熱くなりません!
強火で使っていたり、取っ手の近くに別のコンロがあり当たってしまったときに熱くなることがあるのでご注意ください。
食洗機って使える?
ジオ・プロダクトはオールステンレスのため食洗機も使えます。
ただし!
メーカーの宮﨑製作所によると食洗機を使わない方が長持ちするという理由から、おすすめは手洗いのようです。
私も永く大切に使っていきたいので手洗いしています!
【まとめ】一生物の鍋やフライパンを手に入れよう!
本記事ではジオ・プロダクトのフライパンや鍋についてご紹介しました!
いかがでしたか?私はジオ・プロダクトのソテーパン(フライパン)を購入して間違いなくQOLが向上しました!
フライパンがダメになるたびに探したり買い替えたりする時間とお金がなくなったよ!
スタイリッシュな見た目だけでなく、機能性抜群のジオ・プロダクト。
気になる方は是非使ってみてくださいね。